WAKAIZUMI FARMのクリスマスローズガーデニング花情報

クリスマスローズの種苗と花の育て方、ヘレボルスダブルとシングル・原種の通信販売、栽培管理と技術・花の病虫害、花写真と植物の魅力や楽しみ方など最新園芸情報とガーデニングスタイルをお届けします。

クリスマスローズの株分け

株分け


クリスマスローズの株分け


数日間暑さが戻ってきたようでしたが、明日あたりから平年の気温に戻りそうです。
東北地方や北海道を除いて、クリスマスローズの株分けには最も適した季節になったようです。
昨日、後援会のつかれの残っている中クリスマスローズの株分けを開始しました。
この写真のクリスマスローズはグレーの株で、実生発芽からすでに8年目を迎えています。
昨日まで9号の鉢に入っていましたが、すでに株の中心部は板のようになってしまっていて、新しい芽は周辺部だけに発生している状況です。
このままにしておきますと、次第に草の活きよいは衰えてしまいます。
まず鉢から抜き出した株を周辺から、バーベキューで使う串を第3リン酸ナトリウム10パーセント溶液で消毒します。
その串で根をほぐしてから、株の中心部にナイフを入れ3つに割りました。
次ぎに腐った根を取り去ります。
もう少し細かく割ることも出来ますが、来春の花は伸びてきたときに切り取らなければならなくなりますので、欲をかいて3つに分けています。

ここまでは特に問題はないのですが、一番陥りやすいのは植え込みの失敗。
根がほどかれていますので、新しい鉢に植え込むとき、根の隙間までしっかりと湿らせた用土を埋め込むようにします。
鉢に株分けした株を入れ、用土をつぎ込むときに根の隙間までバーベキュー用の串で土を揺すりながら根と土が十分に接触するようにします。
これをおろそかにしますと、土と根の間に空間が出来根は十分に成長してくれません。

植え込んだ後にはすぐに水は与えず、翌朝の朝早くたっぷりと水を与え、クリスマスローズの株分けと植え込みは終わります。
  1. 2007/10/30(火) 19:42:17|
  2. 種・苗・開花株からの育て方
  3. | コメント:4

ジゼラ・シュミーマンの語るクリスマスローズ

ジゼラ・シュミーマンさんが語る「クリスマスローズの夕べ」が昨夜終わりました。
日本クリスマスローズ協会10周年イベントの最後を飾るにふさわしい講演会で、熱の入ったお話と会員、そしてお客様。
私たちは講演会の準備のために午後3時にホテルに集合。

会場には約80人を超えるクリスマスローズのファーンの皆様。北は北海道、南は広島から会員の方々。
ジゼラ・シュミーマンさんはイケメンの男性にエスコートされ講演会場に入ります。
割れるばかりの拍手に迎えられ、通訳の直樹君はいささか緊張の趣。
話す内容は事前に打ち合わせをしているのですが、熱が入ってくるとジゼラ・シュミーマンさんの話す内容はアドリブも多くなり訳すのにも緊張の連続。

ジゼラ・シュミーマンさん。
もと学校で英語の先生をしていただけあって、身振り手振りが入り約二時間立ち通しでの講演。

話の内容は一部、原種の種類と特徴など。
二部に入りヘレンバラードさんと育種に関しての話し。
幾つかの話の内容ですが、原種の種類の同定は非常に困難。
同じ種類といわれている原種でも葉の形などにかなりの差が見られるため葉の姿だけでなく茎や花の特徴などを捉えないと非常に難しい。
またムルチフィダスなどは自生地では大きな株は見あたらない。
オリエンタリスの開花時期にしても、トルコなど黒海沿岸の近くと山に入った高所に咲くオリエンタリスでは開花時期種の採取時期も大幅な開きがある。

ヘレンバラードさんとの出会いと信頼関係は晩年の5年間に作られ、本を出版にはヘレンさんの命は届かず本のゲラ刷りを見たのが最後とのことでした。

しっかりと話の内容をメモしてきたのですがジゼラ・シュミーマンさんの話の内容はヘレンバラードさんとの出会い、原種の自生地、育種などと多岐にわたり、このブログでは書ききれませんので日本クリスマスローズ協会の会報、そして暮れに完成するホームページにてお披露目する予定です。
  1. 2007/10/29(月) 21:37:17|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:4

苗売り場

数日前のこと、常磐高速を飛ばして利根川を渡り茨城県の某センターに資材を買いに出かけた。
農業資材や日用品、園芸商品など多岐にわたった品揃えで有名な店で、当然苗売り場に市場調査に行った。
毎年10月初めからクリスマスローズの苗が園芸店や、ホームセンターに並ぶのでどのくらいの苗が出ているか興味は尽きない。
苗売り場を見渡してもクリスマスローズの苗が目に入ってこない。
この季節無いわけがない。
やっと見つけたクリスマスローズの売り場は、畳一枚のスペースにラベル苗がチラチラ。
地域でも大型店として有名な店なのに、何故と。

今年は市場に出てくるクリスマスローズの苗が少ないとの声を聞く。
一時、クリスマスローズの苗も安値になるのかと心配をしていたのが、この季節市場に出てくる苗も意外と良い値を付けているようだ。
しかし、これで喜んでばかりいると生産者や店は足下をすくわれるような気がする。
市場に出てくる量が少ないと高値、多く出てくると安値。
市場の掟とはいえ、何か味気ない気がする
あまり良い傾向ではない。
  1. 2007/10/23(火) 18:52:53|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:0

クリスマスローズアンケート

20071022194701.jpg

クリスマスローズ究極二択アンケートに応募いただきありがとうございます。
クリックいただいた数に納得したり、あれ半々くらいかなと思ったのになどと感心したりしていました。
アンケートの数も増えてきましたので、このへんで一休みし集計をしてみたいと思います。

>クリスマスローズの栽培は難しいかは、難しいが12:易しいが15。
このアンケートは、どちらかというと難しいという方が多いかなと正直思っていたところです。
このブログをお読みいただいている方々の中には、熱心な愛好家の方々もいらっしゃるようで、
むしろ栽培に関してはそれほど困っていないと言うことが解りました。

>冬にハイブリットの葉を切るアンケートでは、葉を切るが29、切らないが9。
植物の移り変わりや自然を楽しんでいるのだなと思いました。

>実生苗かメリクロン苗かは32:4で実生苗。
クリスマスローズの最大の特徴、一花一花の個性を楽しんでいる方が多いと解りました。

>クリスマスローズを買うには園芸専門店かホームセンターかは、23:4で園芸専門店。
ホームセンターに押され気味の園芸専門店ですが、どっこい熱の入っている園芸店が頑張っているのですね。

>育て方を調べるにはインターネットか本・雑誌か?は、24:2でインターネット。
毎年暮れにはクリスマスローズの関係の本が出ますが、マンネリの傾向が出てきているようで、
時代はインターネットに軍配があがったようです。

>種から育てるか、それとも苗からか?は、27:13で種から育てる。
苗から育てるという方が多いかと感じていた設問でした。種からも苗からも花を楽しめるのは時間がかかるけれど、
息の長い楽しみ方だと感じました。

>シングル派かダブル派は12:7でシングル。
ダブルに偏ってしまうかと感じていた設問です。
シングルの清楚なクリスマスローズを作り出したいと思っている自分にはとっても嬉しい答えでした。

>原種派かハイブリット派は、9:29でハイブリット。
素朴な原種が頑張っているようですが、軍配はハイブリット。
素朴さと美の追究、これからどちらに行くのでしょうか?。

>ブラックダブルか糸ピコティダブルかは、6:14で糸ピコティダブル。
四季の移り変わりを楽しんでいる日本人の感性がここに現れてきているようです。
ヨーロッパの人々の好みはハッキリした色づかい、それに比べて日本人の好みは白でも微妙なグラデーションの移り変わりを
楽しむのかも知れません。
  1. 2007/10/22(月) 19:49:02|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:4

クリスマスローズとジゼラ・シュミーマンさん

ヘレンバラードさんが作出したクリスマスローズハイブリットの写真集、「Helen Ballard」を表した著作者として著名なジゼラ・シュミーマン女史が本日来日しました。

ジゼラ・シュミーマン女史 (Gisela Schmiemann)の名前ですが、ヨーロッパやアメリカなどヘレボルス研究では大変有名な方です。

ジゼラ・シュミーマンさんのクリスマスローズ講演会は下記の通り行われますので、クリスマスローズ愛好家の皆さんの参加をお待ちしております。

クリスマスローズに感動を与える一期一会の講演会
<クリスマスローズの夕べ>
日時 平成19年10月28日(日曜)
講演会場 東京都武蔵野市 吉祥寺第一ホテル
受付  16:30〜
講演会 17:00〜
懇親会 19:00〜
ジゼラ・シュミーマン女史も参加されます。

お問い合せは子細は
http://www.wakaizumi-farm.com/kurisumasuro-zu-yu-be.html
  1. 2007/10/21(日) 23:10:20|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:0

クリスマスローズと灰色カビ病

秋も深くなってきました。
東京はしばらく曇り空で、鉛色の雲に覆われてしまいました。
気温は20度を切り、とっても過ごしやすくなってきましたが庭やベランダで一時の秋を楽しんでいるクリスマスローズはいかがでしょうか。
ちょうど今頃、来年の春に花を咲かせるクリスマスローズの株、さて今年芽生えたばかりの小さな苗。
元気に新しい葉を伸ばしているでしょうか?。

気温20度というのは、クリスマスローズにとっては注意信号、もしかすると赤信号の気温です。
まず季節の変わり目、夏から秋、そして冬への入り口。

クリスマスローズの小さな苗にしても、花を咲かせる予定の株にしてもこの季節には殺菌剤の散布は欠かせません。
すでに軟腐病の恐れは無くなったと思いますが、灰色カビ病の恐れはちょうど今頃から。
是非とも2週に1回は葉の裏まで殺菌剤の散布を忘れないように。
灰色カビ病

テーマ:ガーデニング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2007/10/16(火) 22:28:22|
  2. 育て方と園芸情報
  3. | コメント:0

クリスマスローズとご婦人

クリスマスローズ白

かれこれ10数年前のこと、園芸店を開くべく某園芸店で販売の勉強をしていた頃の正月。
初市から帰ってきたトラックからシンビジュームや数点の白いクリスマスローズ、その他のランなどの荷を下ろし棚に並べてほっとしている時、白いコートを着た品のあるご婦人が話しかけてきたことがあった。
「クリスマスローズが入ったのね、数年前にヨーロッパ旅行したときにホテルに部屋の花瓶に一輪だけ、クリスマスローズの花が入っていてとっても感動したの」と。
その一輪だけという言葉に、そのホテルのセンスを感じたのは偽りのない気持ちだ。

私がクリスマスローズと出会ったのはその少し前、園芸店の棚に花が終わってしまい脱色した株が、びっくりするような値段で販売されていた。
この株はたぶんその時点では売れ残りだったようだが、安くならないかなどと聞くと、その値段で販売するという。
そのときには、このクリスマスローズの魅力そのものも解らず、ずいぶん高い花だなと感心して帰ってきた。

当時、ミックス苗が600円程度。
ハイブリットシングルの開花株が6号で5000〜6000円ほどはしていた頃だった。
ミックス苗には幾つかの花色をしたクリスマスローズの写真が入っていてもどんな花が咲くか解らない。
こんな話しもあった。
ミックス苗のラベルを見たお客様が、こんなにもいろんな色の花が咲くの?と。
その頃はそれが当たり前で、市場の競りでほんの僅かの花付き株を仕入れるにも躊躇がいった。
つまり、売れるだろうかという心配が出てくる。

初市で仕入れてきた数株のクリスマスローズも、あっという間に無くなってしまった。
あの品の良いご婦人が買っていったのだろうか。


クリスマスローズ

  1. 2007/10/15(月) 21:46:09|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:2

クリスマスローズの土

クリスマスローズに水をあげて、いつもどおり栃木に車を走らせました。
往復240キロ。
行きは自分がハンドルを握り、帰りは息子がハンドルを握る。
東北道の羽生を過ぎ利根川を渡り、埼玉から栃木にはいると一面、青い穂を残した稲が刈り取られていない。
茨城など他の地域ではほとんど稲が刈り取られ田土が見えているのに。
そのときには気がつかなかったが、帰ってきてから5月頃に栃木に出かけて時には、その田んぼに穂の赤くなった麦畑が広がっていたのを思い出した。
その地域では麦の取り入れが終わってから、稲の苗を植え付けたようで当然稲の刈り入れは遅くなる。
今も稲が刈り取られていないことの理由がわかった次第。

栃木行きの目的はクリスマスローズ栽培に使う赤玉土や腐葉土の仕入れ。
1・5トンの車に満載するとなると、赤玉土18リットル入りが100袋で1100キロ、腐葉土の40リットルが20、鹿沼土や軽石その他で精一杯になる。

ダンプで、山から掘り出した赤土を買うとクリスマスローズの栽培経費は安くなる、しかし園芸用の用土を生産している業者から篩い分けをした土や腐葉土となると経営的にはとってもきつい。
しかし、この土を生産している業者の赤玉土は崩れが少ないのが定評。
クリスマスローズはパンジーなどの一年みたいに半年で植物の命が終わる訳でなく、長い年月栽培する宿根草では最初の土の良し悪しが大切。
5年後6年後まで、最初に使われた土とクリスマスローズはつきあわなければならない。
そこのところが肝心。




  1. 2007/10/12(金) 21:03:26|
  2. FARMのよもやま話
  3. | コメント:2

クリスマスローズの植え替え

毎度のこと、天気予報には神経質になってくる。
これは台風や夕立が多い夏の頃だけでなく、植え替えなどの作業が続くときも同じだ。
今の季節、もう台風は来ないだろうとか、秋雨は大丈夫だろうとか、灰色カビ病は出ないだろうとか、そんな心配事が出てくる。
早く植え替えをしても、遮光や水の心配。
遅くなればなるほど成長に支障が出てくる。

気象情報を見ると次の日曜頃からは20度を下回る気温が続いてきそうで、開花予定の植え替えにはもってこいの気温となる。
開花予定の株を幾つか鉢から抜き出してみると、鉢に回った黒い根から新しく白い根が次々と伸び出してきている。
植え替えにはちょうど良い。
新しい鉢と土に植え替えられると、根が活きよい良く伸び出してくる予感がする。

ここまで書いて根の状態を写真に撮るのを忘れていることに気がついた。
写真については、また明日にアップしようと思います。
  1. 2007/10/11(木) 18:50:09|
  2. 育て方と園芸情報
  3. | コメント:0

2008年春クリスマスローズ展示会のお知らせ

20071010215416.jpg

来年のことを言うと鬼が笑うと言うかも知れませんが、日本クリスマスローズ協会からのお知らせです。
関東以南でのクリスマスローズの花が咲くのは、早くて一月下旬。
その頃は、まだまだ堅いつぼみを付けて茎を伸ばしている頃。
ちょうどその頃、東京都神代植物園でクリスマスローズ展が幕開けします。
続いて恒例になった、池袋サンシャインでのクリスマスローズ展。
平成20年は今までの会場の反対側、古本市を開催しているところに会場を替えます。
今年も、入場制限をしなければならなくなったほどの盛況に、来年は大きな会場を用意しました。
少しはゆっくりとクリスマスローズの花やお買い物を楽しめるかと思います。
来年、平成20年2月のカレンダーに印を付けてくださいね。

第11回日本クリスマスローズ協会 神代植物公園展示会
会場 東京都立神代植物公園 展示室
(東京都調布市深大寺元町5−31−10)
 日本クリスマスローズ協会主催
期間2008年2月5日(火)〜11日(月)am9:30〜16:00
第11回目のクリスマスローズ展示会で開花株・苗などが販売される。
クリスマスローズのコンテストを予定。


第6回クリスマスローズの世界展2008
会場 東京池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル4F・Aホール
(東京都豊島区東池袋3−1−3)
 クリスマスローズ世界展実行委員会主催
期間2008年2月22日(金)〜24日(日)am10:00〜18:00

両会場とも有名クリスマスローズナーセリーの苗・開花株が販売されます。

テーマ:☆クリスマスローズ☆ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2007/10/10(水) 21:58:52|
  2. クリスマスローズのエトセトラ
  3. | コメント:0
次のページ

クリスマスローズのガーデニング花情報

「クリスマスローズのガーデニング花情報WAKAIZUMI HELLEBORUS FARM」にはウィンターガーデンの貴婦人、クリスマスローズの魅力の全てが有ります。

WAKAIZUMI-FARM

Author:WAKAIZUMI-FARM
クリスマスローズのWAKAIZUMI-FARM
ホームページサイトはこちら。
http://www.wakaizumi-farm.com/
どのページに必要な情報があるかをお知りになりたい場合には、サイドバーの検索機能をお使いください

リンクは植物関係のページにのみ自由ですが、アフィリエイト目的のページへのリンクは一切お断りいたします。 写真画像と記事の持ち出しは厳禁です。 このブログはトラックバックは受け付けておりません。

リンク

ガーデニングカテゴリー

最近の記事

クリスマスローズ究極2択クイズ

赤かブルーのどちらかをクリックしてください。

一般にリビダスの発芽は何時?は2月が4,11月が7。 ヴェシカリウスの原産地はどこ?はシリアが10・オーストリアが0。 花や種を作るのに必要な肥料は?、窒素肥料が1・リン肥料が37。

最近のコメント

カテゴリーナビ

ブログ内検索

ブログ内のクリスマスローズ園芸花情報の検索にお使いください

花友達に,このブログのURLを教える

このクリスマスローズブログが、お役に立ちましたら、ぜひ花友達にお知らせください。

友達にこのブログのURLを教える

カレンダー

09 | 2007/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

RSSフィード