東京本郷の東京大学農学部農学部植物医科学研究室(難波成任農学部教授)で植物の病気を診断してくれる植物病院が開院しています。
各都道府県には生産者向けの農業試験場がありますが、一般の人々に向けたサービスでは有りませんでしたので、
なかなか足を向けるチャンスは無かったかと思います。
しかし以前にこのブログで紹介しました、東京大学と法政大学が共同しての植物の病院が本格的に動き出しました。
クリスマスローズの病気で最も恐ろしいとされていたブラックデスの正体も、この東京大学農学部で一昨年発見されてこのブログにて以前に記事にしました。
電子顕微鏡を使い各地から集めてきた60株ほどのブラックデスが表れたほとんどの標本からカーラウィルスが発見されて、これでほぼブラックデスの正体も解明されたところです。
その頃はまだ本格的に病院が動こうとしていたところでしたのでブログでの記事は簡単でしたが、それによってほぼクリスマスローズのブラックデス防除の対策も十分にとれるようになりました。
診断の方法は、ただ人間がかかる一般の病院とは違って症状の現れた植物を持ち込み調べてもらうような形です。
利用料金は一標本一症例につき500円がかかります。また診断書や顕微鏡観察をお願いすると500円が追加されます。しかしどんな病気だろうと素人判断で悩むより病気の表れた植物の管理なども相談ができます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000090-san-soci.view-000
- 2009/07/02(木) 18:36:28|
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梅雨本番ですね。
今日までの三日間は農場には息子達が出かけて、私はと言うと庭の手入れ。
植え込みのサツキの剪定、草取りや殺虫剤・殺菌剤の散布。
暑さになれていない体にはかなりの重労働です。
しかし冬の花の女王、クリスマスローズとはひと味違う花が見られるのが密かな楽しみです。
もともと派手な花は植え込んでおらず、どちらかというと密やかな草を下草としていますので、派手な花が好きな方にはそっぽを向かれてしまいかねません。
そんな梅雨時の花の中で一番好きなのがこのヒオウギスイセン。戦前から有るようで物心がついた頃にはグラジオラスと思っていたのが懐かしいですね。

どこからともなく咲いてきて、ネジ花が咲いていると気がついたときには消えてしまっている。
このネジ花も梅雨の季節には無くてはならない花で、ラン科と聞いてびっくりする人も中にはいる。
ピンクや白に小さな花を虫眼鏡で拡大してみると、カトレアや胡蝶蘭と同じようにリップがついている。

アガパンサス。アフリカ生まれにしては日本の庭によく似合う花で、特に薄い空色が鈍く灰色になった梅雨空に似合うのが不思議です。
後一月、子供達が夏休みに入ったころには庭はザクロの赤い花だけを残して緑一色になってしまいます。
今はほんの一時の休み、クリスマスローズの水やりも数日おきですむ。梅雨が明けるとハウスの中は地獄の紅蓮に焼かれたように暑くなる。毎日の水やりと消毒。
メタボリックで悩んでいる方には素晴らしいダイエットの世界です。
- 2009/06/25(木) 18:37:11|
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クリスマスローズのネタも次第に少なくなってきています。
クリスマスローズのブログと銘打っていますので、できる限りクリスマスローズのネタに特化したくても一年は365日。
どうしてもこうしてもネタが先に書いたものと似た内容になってしまい、さてどうしたものかと。
梅雨にはいると、毎年のごとく気象庁のデーターに、豪雨注意報というものが表れてきます。
今夜は関東地方はもとより全国的に荒れ模様の気象になると、昼頃からのニュースで放送しています。
気象庁で発表しているデータには様々なものがあります。
このページも気象庁が発表しているものですが、日本全国をカバーしてリアルタイムでの気象情報をつかむことができます。
梅雨の前線、またもう少しするとやってくる台風、それらの情報をいち早く取り入れクリスマスローズの栽培や仕事などに役立ててみたらと思います。
気象庁レーダー・降水ナウキャスト:関東地方
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=206東京都下水道局が提供している「降雨情報システム「東京アメッシュ」
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/
- 2009/06/22(月) 22:14:10|
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クリスマスローズの原種チベタヌスの発芽苗です。
昨年の秋に種を蒔き、2月初旬に双葉が発生しました。
ハイブリットの苗と違って原種、それもチベタヌスとなると栽培の難しさはクリスマスローズの仲間では第一等にあげられるかと思います。
しかしそれは中国から根を切られて輸入されたチベタヌスで、国内で種を採取し発芽した苗にはどうも当てはまらないような感じがします。
種を蒔き発芽させるまでは他のクリスマスローズと扱い方はほぼ同じかと思います。
この画像は今日のもので、現在は本葉が一枚ほど出ている状態です。
発芽してからは田のクリスマスローズと同じようにポット換えはしておりません。
若干の液肥を与えるだけで、このまま夏を越すようにします。
本葉は7月から8月始め頃にはほとんど赤くなって枯れてしまいますが、土の中では小さな葉芽が赤い顔をして秋を待っています。
蒔き床から初めてポットに入れるのは10月末頃。
3号ポットに一本ずつ植え替えして、その後しばらくは一年ごとに鉢をゆるめるようにします。

このチベタヌスは国内で実生されすでに8〜9年の時間が過ぎています。
現在は8号のテラコッタに収まっていますが、酷暑と言われる東京の夏も何のそのしっかりした株に育って一昨年から淡いピンクの花を咲かせてくれ、昨年から次の世代の種を結んでいます。
- 2009/06/20(土) 17:12:04|
- ヘレボルスの原種 チベタヌス
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クリスマスローズも梅雨の季節にはいるとほぼ株の活動はお休みになるようです。
そしては冬から春にかけて楽しませてくれた株も新しいはを発生させるのを止めてしまいます。
ちょうどそんな時、花茎を切りlとって残った茎が腐ってきます。
その腐った茎をそのままにしていても土の中に澄んでいるバクテリア達が分解してくれるのですが、この茎が意外と悪さをするようです。
クリスマスローズを植え込んでいる鉢土がバクテリアの住処になるのなら問題はありませんが、様々な雑菌の繁殖をも高めてしまいカビを原因とした病気を蔓延させてしまいます。
水やりの期間も春に比べて幅を広げていますので、今の内に腐った茎を株基から取り去っています。
それがこの写真。
- 2009/06/19(金) 18:24:13|
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ヘレボルスの原種ニゲルにチベタヌスを交配して、今年の春に発芽した苗です。ポットサイズは9センチ。
この写真画像でははっきりとは確認できませんが、交配する株の組み合わせではかなりの数がニゲルになったりする場合が出てきてしまいます。
写真に写っている苗の親は5月に販売したニゲルにチベタヌスを交配した親と同じ組み合わせです。
購入いただいたお客様が通常の方法で発芽させたなら、来年の今頃にはたぶんこのような苗に育っているものと思います。

発芽からさらに二年もしますと葉を2〜4枚ほど広げて体もしっかりとした苗(4.5号)に育ってきます。
ここまで育てれば、後は時間との相談。
毎年秋に根を傷めないようポットゆるめて育てるだけです。
淡いピンクの花を見せるまでにはもうしばらくかかります。
この状態からさらに3〜4年。
10年少し前にイギリスのクリスマスローズナーセリー、アシュウッドナーセリーで奇跡の交配種として発表されたピンクアイス。
WAKAIZUMI FARMでの名称は「絹」。
親の選択さえ間違えなければ、そして幼い時代の苗の栽培方法さえ間違いなくすれば発芽から5〜7年ほどでそのピンクアイスの花を愛でることが可能です。
http://www.wakaizumi-farm.com/newpage-pinkuaisu9.html
- 2009/06/18(木) 15:40:57|
- ヘレボルスの原種 チベタヌス
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